TDM - トウキョウダンスマガジン

東京ディズニーシー・スペシャルナイト
CLUB DISNEY“ベイサイド・ビートReturns”ダンスショー

FANTASY 5 (KOTA＋MITTAN＋NOB＋YOSIN＋GOTO)

FANTASY 5 (KOTA＋MITTAN＋NOB＋YOSIN＋GOTO)
見掛けとは裏腹な？チーム名称「FANTASY 5」。このリアル・ヒップホップメンバーの登場と同時に、会場には黄色とピンクの声援が飛び交った。クランプからニュージャック、ヒップホップジャズの要素をバランスよくまとめていた。ダンサーを目的にショーケースを観に来てくれた観客も多かったことを実感した一瞬。クールに魅せてくれました。

HEART OF SAME
＜KYU (Vlidge)＋MANABU (ATOMIC BOMB)＋いとうなおき＋SHINJI (7DOWN 8UPPER)＞

HEART OF SAME ＜KYU (Vlidge)＋MANABU (ATOMIC BOMB)＋いとうなおき＋SHINJI (7DOWN 8UPPER)＞
このチームもこの日のステージにいいベクトルを向け、一生懸命になっていました。このチームもディズニーという完成されたエンタテインメントの世界に対する敬意と、熱い想いで本番まで辿り着いたに違いない。「HEART OF SAME」＝思いはひとつ。その気持ちの表れをぶつけてくれた。

7DOWN8UPPER (SHINJI, AKIHIK☆, AKIHIRO, KAZUKI)

7DOWN8UPPER (SHINJI, AKIHIK☆, AKIHIRO, KAZUKI)
こちらもチーム名コールの瞬間大きな歓声が沸いた「7DOWN8UPPER」。今回は4人で完璧な音ハメ・エンタテインメントを披露してくれた。正確なボディコントロールと音に対する感覚の良さは、耳から脳を通過せずにそのまま身体へ直結しているよう。そして何よりダンスを楽しむ余裕が見え、観客に瞬きを忘れさせた。

コペルニクス☆シー
(トシキTHEケアレ☆スミス, ryo-z a.k.a. つっちー, 誠一, KATSU, BACHHO THE ボランティア, YOU)

コペルニクス☆シー (トシキTHEケアレ☆スミス, ryo-z a.k.a. つっちー, 誠一, KATSU, BACHHO THE ボランティア, YOU)
トップバッターを飾ってくれたのは「コペルニクス☆シー」。手拍子をせずにはいられない音楽と高い構成力で、一瞬にして会場の空気を自分たちのものに。初日一番手を見事務め上げてくれた。正直、音楽の特性でこんなにもハイテンションに持っていかれるなんて思わなかっただけに音楽の力を再認識。そして彼らの特質を最大限に活かし、しかもそれがちゃんと観客に届いている印象があった。社会人メンバーもいる状況の中で、あの完成度、エネルギーとパワーには心からの拍手喝采。彼らは初日の2回だけのステージではあったが、ぜひ3日間とも観たかった…と思えるほどのショーだった。

STARS (RYOSUKE＋SHUHEI＋BUPPIE＋JIPPO＋AKIKO＋KEIKO＋RENKA)

STARS (RYOSUKE＋SHUHEI＋BUPPIE＋JIPPO＋AKIKO＋KEIKO＋RENKA)
オルゴールの人形たちのような繊細さときらきらとした華やかさの中で、ストリート気質も持ち合わせた「STARS」。男女バランスの良い着こなしで揃え、スローとアップテンポの絶妙なメリハリで非常に見やすかった。洗練された品のある空気の中に、したたかな野望さえも感じてしまうような…そんな作品。
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