TDM - トウキョウダンスマガジン

MAIN STREET 20th anniversary Special!! @ club citta'
STEZO + YOSHIE + TATSU + SEVA + PATO + NOBU + GAN + SHOTA続いて初っ端からテンション高めで踊るSTEZOにアがり、RAPをスムーズに確実に踊りきったNOBのソロでは更にアがった。軽快で無駄の無いソロ。最後まで面白いショウケースだった。

WADOO今回のベストオブソロエナジー賞に匹敵するほど良い空気を作って踊ったのはWADOO。活き活きとした表情をしていた。「止まりそうも無い形で止まる」、「一瞬にして止まる」この2つのトリッキーを表現するのはHIROとPINO。演奏するバディーをラフに操るYAN-Cの踊り方もやっぱり魅力的だ。ルーティンの作り方に進化を感じるのは、素晴らしいダンサーがリアルに生み出しているからである…。

ISOPPのBEATBOXで登場したのはBREAKINのスペシャリスト「PERFECT COMBUSTION」。パーカッションリズムに合わせて、男気と一体感で盛り上げるエンターテイメント要素たっぷりのショウケースは、会場を完全に彼ら色に染め上げていった。

進化し続けるダンスミュージック。HOUSEシーンの基盤を作ってきたダンサーによって結成された「ARMAGEDDON」。お互いをリスペクトし、共存する中でVIBESのセッションが交わされる。力の抜けたスタイルの中に秘める力強さ、それがナチュラルに繰り広げられるショウケースは、彼等のリアルなスタンスを表現していた。
ISOPP / PERFECT COMBUSION / ARMAGEDDON

MAIN STREETの最後を飾るにふさわしいチームであり、新しいショウケースのスタイルを演出してくれたのは「SOUND CREAM STEPPERZ」。今回はスクリーンと照明を上手く使い視覚から楽しませてくれた彼ら。お洒落な感覚で音と踊りを楽しんでいた…。

今回のMAIN STREETは、これからのストリートダンスシーンの発展の過程において、素晴らしい功績を残した1日だと思う。ストリートダンスが現在の日本のエンターテイメントに深く関わり、様々な影響力を持っている事も実感させてくれた。ダンスのショウタイムには、音楽・身体・ファッション・演出・構成などの要素がたくさん組み込まれていて、限られた時間の中で全てを表現していく。その感覚はリアルで、その瞬間にパワーを集中させ発散する。“素”で表現するところ、“素”で挑戦する空間なのだ。MAIN STREETはそんなエネルギーが集まるところ。これからの発展も楽しみだ。(^_^)
'05/06/10 UPDATE
Writer:AKIKO
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緊急発表!!!次回の開催が決定しました!
次回は夏だ!!!8月13日(土)渋谷DUO(元ON AIR EAST)にてNYからゲスト DJ D-ナイスを招いての開催!SHOWCASEのメンツはホームページにて発表!
www.main-street.jp
まめにチェックしていて下さい!
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