
「Dracula」公演特集
大貫勇輔×TATSUO 〜切磋琢磨〜 |
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ストリートダンスの魅力が、いろいろな舞台作品の中で活かされ始めたのはここ数年だが、観客としてのダンサー人口はまだまだ少ない。クラブショーケースでもバックダンスでもない、舞台だからこその魅力が、もっとシェアされてもいいだろうという想いは、この2人とも一致した。「Dracula(ドラキュラ)」にてバレエ公演での初主演を務める大貫勇輔と、近年Blue Printでの活動をはじめ、次回梅棒公演への出演も決まったTATSUO。共鳴し合う2人に、舞台に立つ上での意識や、その醍醐味を語ってもらった。舞台に少しでも興味がある人には、ぜひ2人からのメッセージを受け取ってほしい。
●大貫勇輔

あらゆるジャンルのダンスを踊りこなす、成長著しい注目の若手ダンサー。7歳よりダンスをはじめ、17歳よりプロダンサーとして数々の作品に出演。バレエ・ジャズ・コンテンポラリー・モダン・ストリート(ブレイク・ポップ・ハウス・ロッキング・ヒップホップ)アクロバット・体操等多岐に渡るジャンルのダンスを踊りこなす。祖父はオリンピックの体操種目強化選手、叔母や母も元体操選手という生粋の体操一家に生まれ、その身体能力の高さは日本人では稀有な存在。
●TATSUO

超がつくほど高い身体能力が放つダンスはもちろん、選曲やステージング等とどまる所を知らない才能の持ち主。オリジナルハウススタイルを確立したダンスチーム“GLASS HOPPER”のリーダー。 日本のみならず世界各国で行われた世界最大級のコンテストやバトルでチーム、ソロともに数多くの優勝経験を持つ ドイツで行われた「Funkin Stylez」、チェコでの「STREET DANCE KEMP EUROPE」、イタリア「THE WEEK」、フランス「CERCLE UNDERGROUND」で行われた世界大会にて、アジア勢初の優勝に輝ている。DANCE@LIVE FINAL 2009 HOUSE グランドチャンピオン。 2014年世界最大のストリートダンスバトル、JUSTE DEBOUTのJUDGE4人の中の一人として選ばれ、世界14カ国を周る。国内外のワークショップ、舞台など、指導する立場としても幅広く活動中 。
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interview and photo by AKIKO & imu
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'14/10/16 UPDATE |


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