NOB(以下N): 今回、一緒にやるきっかけになったのは、SHO-TYMEの企画で・・・というよりは、FRANKと一緒にやりたいって話していて、ちょうどSHO-TYMEの来日とタイミングが合ったから。一緒に踊れることになったんだよね。今回もそうだけど、SHO-TIMEは前々から絡む機会が多かったんだ。NYにいった時も、彼もたまたまワークショップをしにNYに来てたり、BEAT BOXがワークショップでよく呼ぶからよく会うし。でも一緒に躍るのは初めてだね。スタイルが今流行のジャズ的なものだけじゃなくて、ヒップホップもあって面白いから一緒に踊れることをすごく楽しみにしているんだよね。今回は彼が1週間前に来るんだけど、それまでに俺らである程度流れだけを作っておいて、そこに彼とコラボレーションしていくっていう対等な関係で進められるのが、チームみたいでいいと思う。
今回のメンバー達はこの間の「FUSION WORKS!」以来仲良くなったんだけど、それ以来ほとんどのショーで一緒になる。特になんかYO-SINとは合うんだよね。フリースタイルで見せたい“踊り”というか、見せたい“色・雰囲気”が似てる。でも、それ以上に性格が合うのかも。レッスン終わって暇な時は「暇だからいくわ〜」ってYO-SINの家に遊びに行ったりするし。いわゆる仲良し(笑)。
YO-SIN(以下Y): かなり仲良しだね。オレのこと好きなんですよ〜(笑)。ダンス以外の話だと映画とかも合う。お互い結構映画好きだからね。どっちかが反応すると「ん?それ俺も好きだけど」って反応する。
N:
オレの周りの中でもYO-SINはかなり自分の世界を持ってるね。特にダンスに関しては、ショウタイムの中で必ず「ここはオレの世界」っていうのが明確にある。2人でも大人数でやっても、ソロとかで絶対自分の世界っていうところを持ってくるんだよね。でも、それに対して他のメンバーも何もいわないし、いえないの。周りもそういう世界が作られるっていうことを前提で一緒に躍ってるから納得している。
Y:
誰とでも、まず一緒に躍るって決まった時点で、そのショーにはその人の存在意義があって当然だと思う。相手の世界も吸収したいから、自分の世界もいろいろ変わったりするから(笑)。今までで、面白かったし、結構影響を受けたダンサーの一人は…GENかな。あいつのアイデアはすごい。
N:
あいつは自分で「オレはダンスがうまくないけど…」っていうんだ。でもアイデアがすごくあって、ダンスがうまくない…って萎縮するんじゃなくて、“オレはこれで勝負するんだ”っていう気持ちがすごくある。一緒にやってると、誰も全然思いつかないようなことをいってくるから、こっちもすごいって思う。前回のFUSION〜の時も、ほとんど斬新なアイデアを出したのはGENだった。あの発想力、想像力とかは他の人もかなわないと思うな。ダンスの上手さで影響を受けた人は他にもいるけど、それ以外だったらGENだね。最初は苦手だったんだけどね。でも今は会ったらアがるし、結構好きだね。…ってなんか告白しちゃったけど(笑)。 |