TDM STAFF REVIEW
確かに気になる。クランプ映画『RIZE』以降、TDM取材時にあどけない笑顔を見せてくれたミス・プリッシーはマドンナをはじめ数々のMVに出演、リル・Cもハリウッドでショウビズ界をサポート。相対するように、タイト・アイズはL.A.サウス・セントラルで独自のクランプと神の教えを伝える生活を選び、両者は対立していという噂はRIZE以降に耳にしていた。果たして『RIZE』が彼らに与えた影響は何の意味があったのだろうか・・・こうして日本でもある程度の浸透を見せたクランプの本質を受け継ぐ彼らが、その後世界や自身たちのことをどう感じているのか・・・。『OVER THE RIZE』にその答えを収めたのはEmoことEd Moore。現役ジャネットダンサーの彼を何度か生で拝見したことがあるが、彼のスタイルにもクランプの影響を受けたであろう激しい動きが見えたり、かつ繊細な流れの美しさで魅せる数少ない素晴らしいダンサーである。表現者でもあり映像クリエイターでもある彼の熱意によって完成されたドキュメンタリーには、彼にしか切り込めない視点でのクランプシーンの真実が濃縮されている。
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[People] OVER THE RIZE監督・エド・ムーア (Ed Moore)
映画「RIZE」がクランプブームを巻き起こしてから早2年。TDMでは幾度となく特集をし、今後のクランプについて占ってきたが、ついにクランプ作品の第2弾が完成。監督は現在ジャネット・ジャクソン専属振付師でもあるエド・ムーア氏。今回は作品の話に加え、クリエイターとしての彼の感覚に迫ってみた。…(08/04/18 UPDATE)
内容
魂で踊る。それが俺たちの闘いだ。
アメリカで最も危険な町といわれるサウスセントラル。いまだに殺人は日常茶飯事。そんな状況の中、若者はギャングになるか、踊ることで生きぬくしかない。クランプ・ダンスを生み出した、リル・C、タイト・アイズ、ミス・プリッシーたちは「RIZE」以降、それぞれの道を歩み始める。リル・Cはクランプをフリースタイルダンスと融合させ、メジャーへの道を歩む。タイト・アイズはクランプは神に近づく方法だと信じ、神のために踊り続ける。彼らは完全に決裂した。ミス・プリッシーはアーティストとしてデビューした。ロング・ビーチのアジア人たちの間にもクランプは広がっていった。こうしてクランプは様々なスタイルを持つダンスに進化していく。撮影監督エド・ムーアがサウスセントラルで、クランプの今を撮影。再び彼らを集めた時。彼らの友情は再び結ばれる!世界で最も激しいダンスに生きる若者たち。彼らの生き様、進化したクランプダンスが炸裂する!
大ヒット・ダンス・ドキュメンタリー「RIZE」で話題となった若者たちの生き様とクランプダンス。サウスセントラルでは、ギャングになるか、踊るしかない状況は変わらずに続く。だが、映画「RIZE」は彼らの人生を変えた。それぞれの道を歩み始めるクランプ創設者たち。そして彼らは決裂した。今回の撮影に入ったのはエド・ムーア。彼はダンサーであり、振付家。マイケル・ジャクソンのバックダンサーであり、何人もの有名アーティストに振付し、今はジャネット・ジャクソンの専属振付家として活躍している。彼の呼びかけに答え、リル・Cやタイト・アイズ、ミス・プリッシーを始めクランパーたちが再び集結した。撮影中に決裂していたリル・Cとタイト・アイズの友情が復活するという感動的なシーンもありながら、さらに過激に進化していったクランプダンスを撮影。彼らの強烈な思いが伝わるダンス・ドキュメンタリー!
CAST
リル・C(「「RIZE」」「ストンプ・ザ・ヤード」)
タイト・アイズ(「RIZE」「ストンプ・ザ・ヤード」)
ミス・プリッシー(「RIZE」「ストンプ・ザ・ヤード」)
デイジー
ホール・オブ・フェイム
アジアン・クランパー
ナレーション:エド・ムーア
STAFF
監督・脚本 : エド・ムーア
脚本:AEXEA
音楽:フーリッシュ、K.O.
編集:AEXEA