JAPAN11@ZEPP OSAKA 2004.8.21-22 様々な思いと表情を生み出してくれたFINAL。個人の価値観や美観により意見は様々だと思うが、優勝を決めた今回のチームの実力は確かなモノだ。何よりも、決めるべき時に決められる、その大きな実力があったのも揺るがせない事実なのだ。 今回素晴らしいショウケースを提供してくれたすべてのダンサーへ心から拍手を贈りたい。そして、この空間を作るために日々活動しているADHIPにも改めて感謝の気持ちを称したい。 「継続がどれだけ大変か？」、「現役のダンサーが真剣になって取り組めるコンテストが作れるか？」……決して簡単な事ではないと思う。しかし、現実にはこのイベントで優勝するために多くのダンサーが高いモチベーションを持って取り組んでいることは確かだ。何て素晴らしいのだろう！ 来年も、きっと多くのアスリート精神を持ったダンサーが集結するコンテストになっているだろう。そして、来年も再び大阪でJAPAN FINALを見ているの私がいるのだろう……。 イベント終了後、ADHIPの打ち上げのお誘いに、有り難く参加させて頂いた。私が、打ち上げ会場に到着した頃には、その場にいたスタッフ、出演者共に、連日の多忙なスケジュールからか、無事それらを終えた安堵感からか、ぐったりと寝に入っている人の姿もあったが、マシーン原田さんを始め、疲れている体をよそに、お酒の力も借りてか(笑)、今回のイベントの事や今後のダンスシーンについて等々…、熱く語り合う姿が印象的だった。勿論、大笑いしながら、たわいもない話で盛り上がる一面も見られて、本当に真剣に作っているものだからこそ、それらを終え、形になった時に、思いっきり楽しめるのだろうなと感じた。そんな貴重な場に参加させて頂いた事も含め、やはり感謝！ このダンスシーンにおいて、スタッフ、ダンサー、その他色々な立場で、何かを作っている人も多い現在、ただただひたすらに何か作ると言う作業の背景には、楽しい事をとことん楽しむ気持ち、好きなモノに本当に情熱を注げる事、そんな当たり前の事が本当に大切なんだなって事や、何かを形にする事の難しさと楽しさを改めて再確認出来る良い機会になったと思う。 '04/10/15 UPDATE Writer：AKIKO