TDM - トウキョウダンスマガジン

2004.8.7 SOULEYES@CORE
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前回に引き続き連続で遊びに行った“SOULEYES”。前回は自分にとってのゴールデンタイムにお邪魔したのですが、深いピンクに水色がグラデーションになっているような空気が気持ち良く、満喫度120%。今回は「どんな空気が漂っているのかな?」なんて楽しみにしながら取材の臨んだ。という訳で、「あんまり八茶けてしまうといけないなぁ〜」と思っていたのですが、クラブスタッフの「そのまま遊んでもらえればいいんです。」という暖かい言葉に甘えて、思いっきり楽しんだ。
そもそも、イベントのコンセプトが「NYのダンスミュージックシーンのスピリットと東京のシーンの融合。東京ではすでにメジャーなビッグネームDJに匹敵する才能と将来性を持つ、ホームグラウンドでは圧倒的に支持されているDJ達を迎え、東京⇔NY、双方のシーンのモチベーションを上げる」という趣旨で行われているだけあって、その空間を体感し、心地よく思った人のみがリピーターになる。そのテンションで音楽を感じているので、更に面白い空間になってしまう。
B1Fフロア-はMODULEでレギュラーイベントをやっていた“CABARET”CREWがプロデュースし、SO DEEPのショウタイムが開催された。レジデントを務める DJ AKIYAMANIA がいい雰囲気を作ってくれて、自然な流れでショウタイムは始まった。前々から思っていたけど、SO DEEP って本当に十人十色。ルックスから見ても判断できてしまう位だけど、様々過ぎて面白い。自分なりの音の感じ方を素直に体現しているから十人十色になるのが当たり前なのかもしれないけど、ショウの展開といい音のループを使ったルーティンと構成は凄く良かった。(久しぶりに誉めすぎたかな?)ショウが終わった後でも、その場所から動きたくなくて、DJプレイが始まっているのにも関わらず、少しの間座っていたのを覚えている。
B2Fでは今回のゲストDJ Tommy Bones が既にテンションノリノリでフロア-とセッションしている。懐かしいメロディーや、和みの時間に聞く音楽を自身のトラックでミックスして、流れを作る。「あ〜次の曲になっちゃうのかな〜。」なんて思っていたら、更に気持ちの良いサビをドッカーンって持ってきてくれる。「オー マイ ガーッ」躍らせれている・・・。身体が・・・。てな感じ。よくよくプロフィールを読んだら「緻密で完璧とも思えるミキシングのテクニック」って書いてある。なる程。
フロアーの真中で、騎兵隊の隊長張りで女前の女性が踊ってる。ダンサーには醸し出せないフィーリングの持ち主で音楽と行進しながら交信している(ある意味立派なダンサー)人がオーガナイザーらしき人物。このような雰囲気が漂うのにも納得する。
踊り尽くし、遊び尽くし、気付いたらソファーでぐっすり眠っていた私。気が付いたらアフターのトランスのイベントが始まっていた。帰り道、朝日(というか太陽)がニコニコと微笑む中を爽やかな気分で家に帰った。家に帰る時まで心地よくさせてくれるイベント“SOULEYES”。次回の開催も期待したい。
'04/08/27 UPDATE
Editor:AKIKO


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