TDM - トウキョウダンスマガジン

DANCE AWARD
コンテストの形式はおよそ、50チームが1チームずつショウをしていき、それを審査員が審査するというもの。審査の方法は構成、選曲、テクニック、ファッション、オリジナリティー、パフォーマンス性、の6項目を、各5ポイント合計30ポイントで採点する。
出場チームは以下の通り。
Pro-seeD, ARK,EFFORT, 野村菜摘, キムチ, life-size, 凛-Rin-, EGG HOP, NOT N, BABY GANG, フォー・アクション, すぺしゃるしんじからさのてつおまで, BEAT NIXX, New Birthday, Sound Trap, MITSUYO, minimum, HI-ME, ピンク・パンチ, 改造人間, KAORI, In The Future, IF DORA, 吉田宗道, 海桜星,TOSHI&HIROSHI,3CRAPS, 六車和也, MISSY P, Afrosm, SIETE, はるか, ミツタク,QUPPA, Ultimate 6 Fution, KIN, B.M,ROYAL, OCEAN, 新井奈津子, A, B-STORK, KRISS, HIGH QUALITY, ゆーすけ2乗+ゆーこ, juju, Restraction, Qcdil, Groovy Mission
DAB DABに出演していたキムチやダンスディライトで特別賞に選ばれたIF DORAなど知っている名前のダンスチームもいくつかあった。全体的に見ても決してレベルの低くないダンサー達が揃っていた。ダンスのジャンル的にも均等で片寄りは無かった。
MISSY P。女の子2組。なぜこの年齢でここまで踊れてしまうのかというぐらい、ダンスがうまかった。「両親のどちらかがダンサーなんだろうな。」と会場の皆思ったに違いないと思う。特別賞がない今回のコンテストだが、選ばれるとしたら、MISSY Pになるのではないのだろうか。なお、このチームはこの後、優勝者しか踊れないはずだったダンストライブで特別にショウをしていた。
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優勝したのは、Qcdil。声援も他のチームと比べ一際大きかったような気がする。そして、審査員の仲間入りができるのではないかというぐらいの技術の差を他のチームに見せつけていた。一人一人のレベルの高さもすごいが、それだけではなく振りの作り方にも目を見張る物があり、ルーティーンの次の展開が分からず踊りを予想させないところがショウを面白く感じさせた。よく考えているなという印象だった。納得の優勝という感じだろう。
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総勢50チームにも及ぶショウタイムが終了し、結果発表を待つまでKRUDのゲストダンスが行われた。そして、功労賞として、YOSHIBO、SEIJIが選ばれ、ショウが始まった。彼等は、Bebop Crewで活動を続けて来たダンサーであり、日本中にストリートダンスを広めた日本のトップダンサーである。そして表彰が行われ無事にダンスアワードは幕を閉じた。
ダンスアワードはこれから毎年開催されるということなので、もっと今のシーンに根付いていってほしい。そして、日本のダンスシーンの一般的な認知度をこのイベントをきっかけにどんどん上げていって欲しいと思う。今後の展開に期待である。
'02/12/27 UPDATE
Editor:TDM staff
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