TDM - トウキョウダンスマガジン

DAB DAB 11.21
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JEEP(HIROMI+KANEKO)
大人の雰囲気いっぱいで、思いっきり弾けてくれた「JEEP」。(良い意味で)若くては出せないような色気を持っている。ちょっとした角度の使い方次第で、「見せる」を「魅せる」にしてしまう。歩んできた道は様々だが、各人の持つ“EGO”が上手く共存して、新しい形になっているような気がした。
Part1 2,189KB 2,189KB
Part2 1,617KB 1,617KB
STAX GROOVE feat.
Sound Cream Stepperz+JERRY(I.D.J from LONDON)+YOKO

「FUSION」というスタイルを日本で確立しつつある「STAX GROOVE」。今回はLONDONからBe Bopの先駆者なるJERRYが来日中という事もあり、日本のJAZZ MUSICシーンで活動を広げる大御所ダンサー「Sound Cream Stepperz」も参加。とても豪華な顔ぶれになった。開始早々、アップテンポなJAZZ MUSICに身を任せ華麗に踊り出す。まるで昔のフィルムを早送りしながら見ているみたい。中盤からはメンバー全員で「何でもあり」のショウタイム。誰が楽しく音で遊べるか?次のアイディアマンは?そんな駆け引きが随所で成されているような感じ。Be Bopよりは重心の移動が少なくて、手足が細かく音を打っていく…。そこから生まれるパワーとオーラには本当に脱帽である。まるで操り人形が何体もあって、バトルをしているようだった。
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KOJI+HIRO & NUMERO UNO
渋い前奏で登場してくれたご両人。ハウスのトップダンサーがJAZZとHIPHOPダンサーとフュージョンをして一体何を見せてくれるのか?楽しみにしていた人は多いはず。まず、「有り得ない」組み合わせがSOULで繋がったのか、怖いもの見たさに近い感覚なのか?ジャンル分けされるダンスではなく、純粋な「踊り」というくくりでショウケースを作ってくれた。「HIRO&JuNGLE」「KOJI&MAI」の合わせ振りなど、なかなか見られるものではない。いつもと違う角度だからこそ、改めてMAI&JuNGLEの上手さを認識させられた。各人のバリエーションを4人で共有した構成。JuNGLE特有の“F○○Kポーズ”から、手を取り合いながらサルサのステップへ移行する。その流れる雰囲気がまるで違う。最後まで渋く、そしてクールに決めてくれたのではないだろうか。来年3月には「BUTTER+NUMERO UNO」での出演が確定。次回はどんな演出を企んでいるのか?本当に楽しみである。
ショウタイム終了後、今回からレギュラーDJ加わったWARTARAIが、テンポの良いフレイバーを披露してくれた。笑顔で操るレコードに回されるかのように踊り狂う観衆達。それを横目で見ながらフロアーの空間を楽しむ自分。B1FではDJ KAZが最後の締めくくりとも言えるようなスムージーな選曲で、ピアノの伴奏と共演している。ビートの上を踊るピアノの伴奏がなんと心地良いのだろう。「音を楽しむ」ことは素敵なことだと、改めて感動してしまった。次回12/19(Thu)は、LAからJAZZ HIPHOPのスタイルを代表する「S.T.O.R.M.」がやってくる。日本初公演ということもあり注目は大きい。年末に相応しいゲストをご用意しているので、みんなで遊びに来て欲しい。
次回のイベントの詳細はこちら
'02/12/17 UPDATE
Editor:AKIKO
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