TDM - トウキョウダンスマガジン

DAB DAB 5.16
第2部のショウタイム、口火を切ったのはYOKOHAMA DANCE DELIGHTでも見事優勝を掴んだ「SYMB0L-ISM」。DAB DABのオフィシャルチームであり今回もサブゲストである彼らのパフォーマンスは、やはり期待以上のものだった。毎回、その発想とセンスには唸らされてしまう。次回の出場はDANCE DELIGHT全国大会終了後との事。
「VAX」なんてチーム聞いた事が無い…と思った人も多いはず、MAXのバックダンサーで構成されたスペシャルユニットの各メンバーのネームバリューは絶大。メンバーのKETZが地方営業のためお休みだったが、助っ人として舞台やアーティストのバックダンサーに加えCAPOEIRAまで器用にこなしてしまうNONが加わっての出演。選曲はDEEE LIGHTの「GROOVE IN THE HEART」で、楽しい雰囲気の中にしっかり見せ場を作り上げていた。アメリカンテイストをオリジナルに着くずした衣装がさらに「大人」の雰囲気を漂わせている。個々のチームカラーとは一変した演出を新鮮に思った人も多いのではないだろうか。
前奏の時点で大御所の威厳をかもし出していた「RYOSUKE(RAMPAGE)+MITSU(A.G.B)+HIRO(DanceFusion)+NISHI(TRIBE)」の登場に、会場はすっかり「彼ら色」に染められていた。体の使いこなし、ルーティーンの確実性、ショウタイムの構成バランスなど、どれをとっても一級品。コア層だけでなく踊りを知らない一般層にも良さが伝わるショウタイムだったのではないだろうか。ダンスへの思いも強く、そのうえ「ショウ」という仕事の一つとしてもちゃんとこなしているダンサー達だと実感。
気が付いたら、バックルームでは手品師がパフォーマンスを披露していたり、ショットガンがグラスいっぱいに注がれていたりで、今回も会場内はスゴイことに。ダンスに全く興味がない人でも気軽にBarに行くような感覚で遊びにこれるイベントになってきているのではないだろうか。次回6月は何年ぶりかの「STRUT」の出演をはじめ、これまた見応えのあるショウタイムになる事は間違いないだろう。是非、期待して遊びに来て欲しい。
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'02/06/14 UPDATE
Editor:AKIKO
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