TDM - トウキョウダンスマガジン

TDM Special Interview
"DANCE FUNK" RYUZY
TDM Special Interview  JuNGLE & 新之助

shibuyaNUTSの水曜日というと、ダンスイベントで盛り上がっているというイメージが、確立しつつある。ダンスイベントとダンサーを尊重したサポート体制を軸として、幅広いジャンルのダンス層をターゲットに、イベントを展開している「DANCE FUNK」。アッパーで暖かいスタッフと、敏腕オーガナイザーの運営により、その勢いは留まるところを知らない。今回は、古くからNUTSのお馴染みダンサーとして活躍し、6/21(Wed)にNUTSでダンスイベントを企画する立場になった、ダンサーRYUZYにスポットを当て、近況からイベントの開催に至るまでの環境と、心境の変化に触れてみた。年間スケジュールが全て埋まっているというDANCE FUNK。今後TDMでは、そんなダンスシーンを構築しているオーガナイザー・ダンサーたちを少しずつ紹介していきたい。

まずは、4月に行われた「ALMA×DANCE FUNK」の模様からお届けしよう!
【2006.04.19(Wed) DANCEFUNK×ALMA presents「HOUSE IN NUTS」】
Funk &Alma
↓動画でCHECK!

ショウタイムでは日本のハウスダンスシーンの中心人物が終結してショウタイムを披露した「ALMA×DANCE FUNK」。ハウスというダンスが日本に来てから15年以上もの月日が経ち、多くのダンサーがそのカルチャーの到来に衝撃を受けた。そしてその影響で、ハウスを求めて、NYCへ足を運んだダンサーも多いだろう。いろんな時代を歩んできたダンサーの中でも、その実力を発揮し、多くの支持を得たダンサーが、今回のショウケースに参加していた。もちろん、ハイテクニックも要求されるこの時代に、ハウスダンスの真髄となる、スピリチュアルなものも一体となった、ショウケースを体感することができた。

alma01 zero armage all
KOJI/HYROSSI/
PINO/HIRO
WADOO/YAN-C KANGO/NADA/
YUYA/NAOKI
All Member
そして今回、「MBC×DANCEFUNK presents " Dope on Plastic!!! "」を開催することになったRYUZY。今回同時にダンサーナビに登録されたのだが、プロフィールにもあるように13歳で踊り初めて以来、様々な仲間たちと数多くのことを経験して来た。自分を「新しいタイプのダンサー」だという彼が、最近になって気付いたこと、それは「人同士のつながり」だという…
 

RYUZY
ryuzy最近はいろんな立場に立って、客観的に物事を考えられるようになったと思う。ちょっと前の自分も、自分らしかったとは思うんだけど、精神面も含めて、もっとこうだったらよく踊れるっていうことが、最近わかってきた。周りのダンサーのメンツにも恵まれていて、すごくいいモチベーションで踊れてる。そう考えられるようになった時期だっていうことかもしれないけど、昔だったらこういう風に思えたことはなかったし、そう思える自分を気づかせてくれたのも仲間なんじゃないかなって思う。やっぱり一人じゃできないし、皆が集まって、ただの一個じゃなくて、キャラクターや、自分っていう、一人一人の気持ちが集まって一個のものになるのがいいんだと思う。そういうつながりでできる一個だからこそ、いい作品ができるんだと思う。

―時間がいかに大切かを知っている・・・

今、一緒にいるメンバーって、気持ちが一緒っていうか方向性が一緒なんだよね。俺は30歳になるのに、昔より踊り馬鹿になってるし(笑)。もちろん、目標があるから踊るし、好きだから踊るんだろうけど、それが生活の中ですごく自然になっているんだよね。SHINGOさん(ZIETH)は、普通に仕事しながら、超踊ってる。俺たちは生活時間帯をダンスに合わせられるけど、彼は踊れる時間は、ずーっと踊っていて、時間がいかに大切かを知ってる。そういう姿勢を見ると、モチベーションがすごく上がるんだよね。

今までダンスに携わってきた多くの時間を、主にテクニックの追求に費やしていたけど、ここ最近はダンスに対する精神にも重点を置くようになったと思う。“Ray”っていう映画(DANCER NAVI参照)も音に対する姿勢や、音楽と向き合う精神がすごい作品だよ。

今の自分は、時間の使い方も変わって、将来的に吐き出す為にいろいろ経験して、吸収してんだろうな。だから一個一個中途半端にしないで、気持ちをいれてやってみようって思ってるし、それが今後、何らかの形で自分に返ってきたらいいと思う。昔は忙しすぎて、気持ちを整理する状況がなかった。起きたら、ハイ次って感じになってた。もちろん、その時も一生懸命気持ちで接しているんだけど、自分的にはイッパイイッパイだった時が多かったかな。そういう状況になっている時は、気持ちを整理して考えることが難しくて、上手く言えないんだけど、悪気のない、真面目な流れ作業になっちゃっていたのかもしれない。

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Interviewer AKIKO
関連Topics Update:06/06/16
NUMERO UNO
2006.06.21(Wed) 「Dope on plastic」
NUTSの水曜が送る"DANCE FUNK"。今回は彼らがマブします

Title:MBC×DANCEFUNK presents Dope on plastic
Time:23:00〜
Place:shibuyaNUTS
Ticket:3000yen/1D w/f500yen off

Dance:
MBC (SHINGO、RYOSUKE、RYUZY、YORI、KITE)
BUTTER (O-SHIMA、SHINICHI)
SOUL 2 SOUL (TAKUYA、U-GE、SHINYA)
PARTY LINE (PATO、SEVA、TERUYA、JOMMY、NAOYA、MASAYA、AKIRA)
ALMA (PINO、HIRO)
SHUFFLE!!

SHINGO、RYOSUKE、RYUZY、YORI、KITEのユニットMBCとshibuyaNUTS水曜日を仕切るDANCEFUNKが手を組んで、ご覧のとおり豪華なラインナップで贈る6/21"Dope on plastic"。実力も人気も兼ね備えたトップクラスのダンサー陣が集い、迫力のショウを繰り広げる。あのユニットが…!そしてあのダンサーが…!

info: DANCEFUNK
[MAIL]yama@dextra.co.jp
[URL]http://www.clubnuts.net
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('06/06/16 UPDATE)

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