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TDM Special Interview Omarion

Omarion来日ライブレポート - 2007.02.11＠Zepp Tokyo-

6組のダンスショウケース、L.O.F.D, S.A.S, 7DOWN8UPPER, BASEHEADS & PRIMETIME & SHI-GEによる豪華なゲストショウが終わり、あとは彼の登場を待つのみ。

今回DJタイムではスクラッチとともに映像も同じ場面が繰り返されたり、カットインで別のPVになったりと、音楽とPVとが連動したDJ & VJ一体型プレイがスクリーン上で展開した。オマリオンの｢Entourage｣PVが流れた瞬間、一際大きな歓声が沸き、心地よいリズムにゆれるフロア。絶妙なピアノとビート使いの｢Ice Box｣のPVのイントロを使ったカットインを見ながら、改めてクオリティの高さを感じた。もはやティーンズアイドルの面影はどこにもなくなったのだと実感した頃、ついにオマリオンが姿を見せた。

Omarion来日ライブレポート - 2007.02.11＠Zepp Tokyo-

Omarion来日ライブレポート - 2007.02.11＠Zepp Tokyo-

さっきまで見ていたPVと同じ世界観そのままに、バックダンサーを従え、フルアウトのパフォーマンスを披露するオマリオン。観客をあおる声にも、楽しんでいる様子が伺えた。歌唱力もさることながら、インタビューで彼が応えていた通り、映画「YOU GOT SERVED」で彼が披露していたダンスは、確実に次なる段階へと進化していた。肉体も、鍛え抜かれた肉体美となって観客を魅了していた。自分のエンタテインメントとしてすべてにおいて完璧に打ち込む精神こそがプロかそうでないかの違いだろう。

Omarion来日ライブレポート - 2007.02.11＠Zepp Tokyo-

歌い終えると、疲労を見せることなく、MC RYUに通訳を頼みながら一生懸命メッセージを伝えようとする姿は、どこにでもいる若者だった。「フリースタイルを見せるよ。」そう言って彼ただ一人がステージに残り、曲がかかった。キャップを使い、広いステージを端から端まで使い切った約1分ほどのフリースタイル。彼が今回なぜ一般向けのホールコンサートではなく、ダンスショウケースと連動したライブ形式に応じたのかが、この時わかった気がした。途中両手で「O (オー) 」のマークを作ると、全員がそれに応え、オマリオンへの愛情と感謝を伝えた。満面の“オマリオン・スマイル”と歓声の中、ライブは幕を閉じた。この日Zepp Tokyoに集まったオーディエンスはしっかりとオマリオンのダンスに対する情熱を感じたに違いない。

Text by imu
Photo by HACHI

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21 / Omarion

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2005年ソロ・アーティストとして全米初登場1位の大ヒット!さらに進化したヴォーカルとサウンドで世界中を虜にするR & Bポップ・スター、オマリオンの待望2ndアルバム「21」 (トゥエンティワン) が絶賛発売中。

ボーイズバンド全盛期において、その人気を不動のものにしていた「B2K」。2001年10月、デビュー・シングル"Uh Huh"が全米シングル・チャートで10週連続1位を獲得、翌2002年に発売されたデビュー・アルバム「B2K」も堂々のR&Bチャート1位、これは総合チャートでも初登場2位という快挙を記録した。同年12月にはセカンド・アルバム「Pandemonium!」をリリースし、P・ディディをフィーチャーしたR.ケリープロデュースの先行シングル"Bump, Bump, Bump"も当然のごとくシングル・チャート1位を獲得するなど、全米に文字通り向かう所敵ナシのアイドル・マーケットを作り上げたと言っても過言でないスーパー・グループ。このグループのフロントマン（リード・シンガー）だったのがオマリオンだ。

2004年公開のオマリオン主演映画「YOU GOT SERVED」は米映画興行成績1位を獲得し、既に彼の才能は歌のみに留まらない。この映画で彼が見せたダンスのスキルは、ダンサーとしても超一流であることを世界的な影響力を持ち、以後日本のダンスシーンにおいて歌、ダンス、PVのすべてに注目される存在となっている。