KRUD・変幻自在の雲、どんな形にもなり得る チームコンセプト　-9人の意義- ■ そういえば、KRUDっていうチーム名に由来はあるんですか？ Y：みんなの感性を、自由な形である雲にたとえたんです。9人が違う個性を持っていて、まさにいろいろな形をしている雲のようでしょ。どんな形にもなり得るし。 ■ じゃ、音楽やダンスやファッションなど、それぞれの価値観は違うんですね。 Y：そうですね。考え方も踊りもファッションも全然違う。 SIN：ただ、根っこにある、踊りが好きっていう部分は変わらない。KRUDは一本の木・幹で、個々がそこから分かれた枝のような… 一同：うまいっ！！(大爆笑) ■ でもいままでもめたこともありませんか？ Y：もめるってことはないけど、意見は分かれます。自分にない考え方がどんどん出てくる。それでお互い高めあっていく感じです。 ■ 普段から一緒に遊びに行ったりする？ SIN：飲みに行ったりはしますね。！ D：KRUDはみんな飲めるやつばかりですね〜。(YARIを指して)あ、でも一人飲めないのがいた。 Y：飲めないのにDAISAKU君に飲まされる(笑)。 A：買い物や筋トレに行ったりもするよね。 ■ 筋トレですか!?へぇ…。 衣装なんかも自分たちで決めるんですか？ D：そうですね。テレビの仕事は用意されてることもありますけど。服装も含めて、踊りそのものやダンスに対する姿勢など、総合的なセンスをかっこよく見せたいと思ってます。 ■ 『夜もヒッパレ』の面白いエピソードはありますか？ D：本番はメイクするんですよ。CHUが眉毛濃くしたり(笑)。 A：たまに濃すぎて歌舞伎役者みたいになってるよね(笑)。 D：毎回みんなちょっとずつ違う顔してるんでそれもチェックしてみてください！ ダンスシーンについて　-今のダンス界を語る- ■ 最近の日本のダンスシーンについてどう思いますか？ A：日本には日本のシーンが成立してる気がします。でも、まだいくらかは右に倣えの傾向があるので、人と違うことをやるっていうか、もっと自己主張した方がいいんじゃないかな。 D：ショーはショーになってて、それとクラブタイムが別れてしまってる。僕はみんなにどちらも踊れるダンサーになってほしい。僕もそうなりたいし。それから、ショータイムは面白いのにソロが弱いチームが多いと思う。それはバトルの経験が少ないからだと思うよ。 ■ 女の子のダンスシーンについてはどう思いますか？ SIN：全体的なレベル・技術は高いんだけど、印象にあまり残らないチームが多い。 D：女の子は女の子だからこそ魅せられる部分を出せたらいいと思う。 Y：みんなすごくうまいんだけど、良くも悪くも味っていうか、癖がない。もったいないですよね。 SIN：自分が持っている技術を出しきれてないような感じがする。もうちょっと目線を変えてみるといいかも。 A：今は環境に恵まれてると思うんで、自分のアンテナで、これはカッコイイと思うものを吸収していけばいい。自分の感性を信じて！ 今後のスケジュール　-活躍に期待- ■ KRUDとしての予定を教えてください。 D：6月21日にDACHS HUND CAFEのスペシャルで踊ります。今まではフリースタイルが多かったけど今回はルーティーンを中心にやろうかと考えてます。それと7月21日に渋谷AXでやる"MASTERS CLASSIC"のショータイム！こっちは何かしらやらかすつもりです！今までとはがらっと違うことを！それにKRUDのビデオが発売されてます。ショータイムの模様、リハーサル風景、プライベート映像、ステップレクチャーなど盛りだくさんです。現時点 の等身大のKRUDを見てもらえると思うんで是非チェックしてみてください。さらに7月18日には東芝EMIからメジャーデビューします。チェックしてください。 SIN：予定じゃないけど、全国クラブ周りみたいなのしたいよね。 ■ 最後にひとことどーぞ。 一同：これからもよろしくお願いしま〜す。